コートリベンジ 2020 その4
前回でやっつけ仕事を決意して進むようになりました。
今回は改良の肝、裏地を伸ばす工程ですが…
クリップで仮留めして合わせてみたら合うねぇ…
省けるところは省きたい、やっつけ仕事精神が働きなんとか裏地を伸ばさなくてもいけないか試行錯誤。
後ろ見返しも伸ばして裁断していましたが、そのままの裏地には有り余る長さなのでだいぶ戻して作り直し。
一瞬既に裁断してあるものを作り直し…と思ったけど新しく裁断した方が楽でしたね。
その後の工程にも影響なさそうなことを確認し、見返しと裏身頃を縫い合わせ。
本の指示通り腕の縫い目がつながり嬉しい。
裏見返し作り直しましたがそれでもちょっと余ったのでシワにならないかと思いましたが意外といけるものね 汗。
そして、いよいよ裏身頃の裾を表身頃に合わせて切ります。
切ったら戻れないので慎重に線を描いて(当り前)
見えにくいですがチャコで描いた線がうっすらと見えますでしょうか?
裁断!
後戻りできないぞー。
その裏身頃に裏襟をつけ
ほぼほぼ形が見えてきました。
試しに着てみたら裏地伸ばさなかったので表身頃だけよりキツイ。
もこもこルームウェアの上からなんてとても着られなさそうですが、それよりここまできたことの方が感慨深い。
ということで申し訳ないですが工程多いのでまだ続きます 汗。
コートリベンジ 2020 その3 おまけつき
こいつはもうダメだ、とお思いの皆様こんにちは。
やる気をかき集めて帰ってきた管理人です。
今回もグダグダですがどうぞお付き合い下さい。
表身頃の肩の尖りどうすべ、というところで止まっており、そこもだし裏地の改良もあって自分で用意した罠に自分でハマったくらい何がなんだかわからなくなってきてやる気が家出してしまいました。
もうそんなんなら完璧は諦めてとにかく仕上げよう!(冬終わっちゃうし)と思い肩の尖りに向き合った結果。
…おわかりだろうか…本来の肩の尖りの先を縫っただけの雑な処理が…
というやっつけ仕事をぶちかましました。
でも意外と丸くなったよ?
右側は気になるけどね 汗
ちなみに着てみたら修正跡がわかるような感じで不自然にぽこっとへこんでました。
これぞ私クオリティ。
その後襟つけーの
見返し作りーのして表身頃はかなり出来てきました。
そして裏身頃もほぼできてて修正だけ、ですがこれがどうなるやらという。
試しにクリップで合わせてみたら意外と直さずともいけそう?
またしても大惨事になるのか…次回を待て!
といいつつおまけ。
今日は針供養の日でしたので簡単ですがやってみました。
去年はあまり洋裁してなかったので予想より全然少ない針達。
去年もやるべきでしたが、気づいた時には季節すぎていたのでその時から折れた針集めてこの日を待ってた。
(といっても気づいたの今日の夜中なんですが。それでも気づいたミラクル)
本当は神社に奉納したり土に埋めたりするそうですが、どちらも難しいので安全な状態にして不燃ゴミに出そうと思います。
来年はもっと針をいっぱい刺せるくらい洋裁やっていきたいと思います。
ネクスト・イン・ファッションをみた
『ネクスト・イン・ファッション』コンペティションシリーズ予告編 - Netflix
お久しぶりで洋裁作った記事でなくて申し訳ないのですが、面白かったので語らせてくれ。
Netflixで1月末から公開されたネクスト・イン・ファッション。
このブログを訪れてくれる方は少なからず洋裁やファッションに興味のある方だと思うので見た方も多いと思いますが、まだの方はぜひ予告編だけでも見てって下さい。
すごく見たくなると思うのでので 笑。
本編を見てもらうとわかるのですが、既にブランドを持っているようなデザイナー達が優勝賞金をかけてガチバトルします。
ファッションに興味がある方が見ても面白いと思うけど、私みたいに洋裁趣味みたいな人間が見ると見どころありすぎてもっとゆっくり!一つひとつ解説して!ってなります。
ということで以下は感想になるので、ミナ記事同様ネタバレになるので未見の方は本編みたらまた来てね!
ということで感想。
上にも書きましたが、見どころがありすぎてもっとゆっくり見せてほしいなぁというのが一つ。
マニアックすぎる興味ですがJUKIのミシンの機種や毎回違う生地の種類に始まり、作業の過程ももっとじっくり解説つきで見せてほしい。
(ちなみに気になるのでJUKIの機種はHPに見にいったらそれらしいの発見。お値段はわかりませんでしたが、機能てんこもりですんごいお値段なんだろうなぁ…。ついでに家庭用ハイエンドも見てしまい、電子パネルが番組内で使われているであろう機種と同じような今どきっぽい画面になっててう、羨ましくないんだから!と思ったり)
あと作業過程もソーイングビーみたいに解説つきだといいんだけど、この番組はあくまでデザイナー達のガチバトルがメインなので違うと思いつつ、私のような需要もきっとあると思うんだ(何を
そしてネクスト・イン・ファッションとあるように、今まで見たことないようなスタイルが求められるのでこれいいな〜と思って見てても番組内では「お店で売ってそう」と言われていたり…。
「ネクスト」を創り出すのは本当に大変じゃ…と思いました。
とあれこれ言ってきましたが、一番「?」と思ったりのは敗者の決め方。
ちょっと前に見た同じNetflixのメイクアップスターと比較しちゃうんですが、あちらはちょっとしたテクニックで決めてたのでまだ納得できたんですが、こちらは出場者の意見を聞くのみ。
番組の時間の問題なんかもあるかと思いますが、この決め方はちょっともやる。
デザイナーなのでデッサン画とか今回は自分で服作ってたので洋裁技術とか、色々やりようはあったんじゃないかなと。
アイテム&過程解説つき、敗者決定にはちょっとした勝負をつけてくれたら私的にパーフェクトだなと思ったり。
(でもかなりのボリュームになるのでやはりこのままがいいんだろうな)
といいつつ、やはり面白いし出場者それぞれ個性的でみんなキュートですね。
ドラゴンプリンセスのエンジェルとミンジュを筆頭にヘタリアのイタリアそのまま…と思ったアンジェロ、イカつい見た目と裏腹に作る服は完璧なフィッティングでカラフかつ上品、優勝賞金を若手に寄付したいと言ってたアシュトンとマルコペア。
と挙げればきりがないけどやはり私はミンジュのデザインすごく好きです。
最初こそシルエットや色使いもツモリっぽいなーと思ってたけど、ラストのコレクションは本当に感動したしあの中のピンクのスーツは本当にカッコ可愛いと思った。
思わず実際販売されるというネットポルテに行ってみたけどさっぱりわからず…。
惜しくも敗れたダニエルも上品な中に「ネクスト」感があってリアルに着られそうなコレクションが本当に魅力的でした。
と充分楽しませてもらいましたが、同時に思うこともあり。
ストリートファッションで落とされそうになったペアの人が言ってたハイブランドが我々のデザインを真似するというのもだし、ファッション業界自体が地球環境に良くない影響を与えているというのも考えさせられました。
とにかく回転が早くて常に新しいものを大量に求められるので、構造的にゆっくりでも変えていければいいのかなと。
個人的には好きなブランドでも常に新作が販売されているので過去の作品でも常に買えるようになったり、新作の発表の仕方もショー形式だとすごくお金もかかるのに一瞬で歩き去ってしまったりするので、色んな意味でもっとスローでもいいんじゃないかなと思います。
ということで洋裁記事でもないのにやたらと語ってしまいました。
そろそろコートにかからないとな…。
ミナペルホネン展に行ってきました
金曜日、土曜日と東京に行ってきました。
MUJIホテルに泊まり、オサレホテルを堪能。
夕食も併設のレストランでいただきましたが今月は石川県の食材やお料理ということでかなり美味しかったです。
1日目はほぼ銀座にいて2日目にミナ展へ。
正直今回の目的はコスメを買うことだったので、ミナは行っても行かなくてもいいやくらいに思ってました。
思ってましたが…
(以下ネタバレなので見たくない方は次の記事で!)
初っ端からかわいさが爆発していた。
ただ洋裁やる方はご存知と思いますが、ミナの生地びっくりするお値段なんですよね。
その生地作りの過程も紹介されてましたが、あんだけ手間暇と人件費かかってれば納得!
でもついこのクッションは一ついくら…と思ってしまう。
(ちなみに上の写真の夜の電信柱のクッションかなりかわいくて欲しいなと思ったり。個人的には宮沢賢治の話を彷彿としました)
そして何より圧巻の今までのコレクション達!!
全体図を撮るのを忘れてかわいい!と思ったものを撮りまくった結果。
でも周りの方も同様にお気に入りの写真を撮られていました。
いやぁもうすごかった。
まさにかわいさのビックバン。
ミナのお洋服の定額サービスとかあったらそれなりの高額なお値段でも借りちゃうかも…と妄想。というか滅多にないけどハレの日はミナの服を着てみたいなとも思ったり。
生地のデザインや生産する過程を紹介するコーナーでは裁断の様子の展示が。
かなり用尺使ってるけどこれで子供用のコートでした。
またしてもお値段に納得。
ということでかわいさを堪能してきました。
ちなみに土曜日のお昼でもそれなりに混んでましたが、帰りにはチケット売り場に長蛇の列ができてました 汗。
2019年ありがとうございました
松の内ぎりぎりだからOKかなと、いまさらながら去年の個人的ベスト記事を書きたいと思います。
洋裁始めた2018年、一昨年は欲望の赴くままに作りたいもの色々作りまくった1年でした。
失敗も成功も…というより失敗の多い服達を量産した反省を踏まえ、2年目の2019年は良くも悪くも慣れてきて最初の年ほどあまり派手に失敗しなかったかなというところ。
ただ思うように服作りできずそれは今後の課題です。
⚪︎2019ベスト服
初夏に作ったストライプのパフスリーブシャツと悩みましたが、やはり出来はこちらが上なのでこちらで。
まあ3着も作ったので当たり前といえば当たり前なんですが、ボウタイや見返しの部分もつることなく出来て自分としてはかなり綺麗にできました。
ただ今見ても思うのですが、やはりネイビーじゃなくて黒だよねと今だに思う。
(C&Sの色のネーミングはすごく独特というか、その名前からこの色は想像できねぇよ…と思うものが多いと思うのです)
ちなみにセットアップとして作ったスカートもかなり綺麗にできたと思うのですが、ネイビーというより真っ黒なんでセットアップで着ると喪服感半端なくて着られないという。
⚪︎2019よく使ったで賞
リバティ ヨシエを裏地に使ったスタジャンもよく着るのですが、季節を問わず着るのであればこちらかなと。
2018年作ったものはゴムの長さや生地選びに失敗したので、それを踏まえて作ったら理想通りのものができました。
ただ色が色なのでゴミが目立つのは誤算。
(それは洋裁とは関係ないですが)
⚪︎2019年ワースト服
戒めとしてのせておきます。
まあ今この時の裏地も使ってやり直しをしてるんですが。
この時まで型紙通りに作れば多少きつくても着られないということはなかったのですが、この時にまさかのキツくて着られない事態発生。
生地もあったと思いますが、採寸の大事さを痛感しました。
というようなまとめでした。
2年くらい洋裁やってきて思うのは最初こそ何も知らないので無茶苦茶に色々作ってましたがこのパターンでこの生地は無理があるといったことがわかってきて良くも悪くも冒険しなくなったなぁということ。
あくまで普段着やちょっとしたお出かけ服を作ることが目的なので、やはり着ることを考えると慎重にならざるを得ないと実感してきました。
あとは毎回言ってるんですが、独学も限界があるので教室に行きたい!
でも今の生活では無理なのでどこか近場に素敵な洋裁教室できないだろうか…と他力本願なことを考えています。
ともかく今年も自分が作りたい服を慎重に作っていきたいと思います。
コートリベンジ 2020 その2
ミシン作業に入ったら俄然やる気になり一気に進みました。
ポケット作りーの
前身頃につけーの
(作っているコートのページだけ見て作ったら微妙に裏ポケットが端から見える仕上がりになってしまいましたが、他のパッチポケットつけるコートのページ見たら最初に裏ポケット手縫いしてから前ポケットも手縫いでつけるという手間かかる付け方でした…。多少見えてもわしはこれでええや…)
伸び止めテープつけーの
身頃の端折りーの、とどんどん進んでいく。
気持ちの落ち込みと準備段階の長さからすっかりやる気がなくなってましたが、やっぱり洋裁の楽しさってミシン作業だよね!と実感。ずっとミシン作業だけやってたい。
しかし相変わらず肩部分がとがってしまう。
まぁいっかと進め、ついに身頃に袖がつきました‼︎
きたよきたよ、遂にここまできたよ!
さっそく試着してみるともこもこのルームウェアの上からでも余裕で着られる!
しかし肩のとがりはやはり去年同様でした。
さすがにこれは気になるので直してから次に進みたいと思います。
めちゃくちゃ進んだのでこの調子で作っていきたいですが、果たして順調にいけるのか。
不安もありつつやる気になっているのでこのまま一気に作ってしまいたいところ。
コートリベンジ 2020
2019が2020になってもまだやってるのか、と思った皆様明けましておめでとうございます。
すっかり亀更新になってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。
前回で準備編終わり!といってましたが、正直今回も準備編です。
延々接着芯貼り。
去年コートを作った時に下に布をひかずに貼りまくってアイロン台を汚くしてからいらん布をひいて接着芯貼りするということを覚えました。
ちなみにこの接着芯うっすいニット地なのでちょっと触っただけですぐふわふわ浮いたりするので超扱いにくい。
いつもの不織布接着芯が懐かしい、と思いつつ表地の裏に接着芯貼り終わった!と思ったら伸び止めテープ貼りを忘れてました。
でももう気持ちはすっかりミシン作業なので次に進みます。
実は来週東京に行くのでその時着て行きたいのですが、果たして着ていけるのか。
着ていきたいのは山々だけど遅々として進まない作業に半分諦めかけて去年作ったコートでコーディネートを考える始末。
それで急いで仕上がりひどくなってもしょうがないのでマイペースに縫っていこうかなとも思います。